同じ街に出張したスー・インとユンションは夜食を共にし急接近する。その後、風邪をひいたスー・インの家に来て点滴をするユンション。スー・インはそのお返しに、ユンションにミニチュアのガラスの家をプレゼントする。海が見える家の設計は、スー・インが思いついたガラスを使用するものの、依頼主の希望で施工はズーヤンが行うことになる。そしてスー・インは海辺で再会した６年前の恋人と思いもよらぬ形で関わっていくことに…。

ワン・ズーリーは、けがの原因が番組側にあると主張して譲らない。フイシュエンは、事故の原因が判明するまでは責任の所在は分からないと言う。また、リウはスポンサーの天地建工に、事故の責任はスー・インにあると言う。ヤン・ジョンウェンは、建築士だけに責任を負わせることに難色を示し、プランを練り直すスー・インに協力することを約束する。ズーヤンも事故の原因をスー・インに負わせようとするが、ティエン・メイの反発に遭う。

同僚のジャン・イーセンが操作ミスでユンションのトロフィーをオークションにかけてしまう。取り戻そうとする病院側と、それを買い取りユンションにサプライズであげたいスー・インとの競り合いが始まる。折しも元カレのジョンウェンがＳｕ設計事務所を訪れ、スー・インに犬の世話を数日頼み、２人はペットサロンへ行く。部下の軽率な発言でそれがユンションに知られてしまうが、スー・インとユンションの関係はガラスの家で急展開を迎える。

晴れて恋人同士となったスー・インとユンションはラブラブな日々を過ごす。ユンションは病院の同僚にも２人の関係を公表。しかし、ジョンウェンは穏やかではない。スー・インはジョンウェンから愛犬ビスケットを預かるが、脱走事件に発展。ビスケットは無事に見つかり事なきを得たが、ジョンウェンとの関係が再び動き出す。ジョンウェンはバザーに出品されたスー・インの品物を高額で買い占め、新しい恋人ユンションについて調べ始める。

残業続きのスー・インのために、ユンションは夜食を手作りして彼女の事務所をたびたび訪れたり、車で送ったりしている。一方、ジョンウェンも、仕事で彼女の事務所を訪れてはスタッフ全員に高級な食事を振る舞う。２人はスー・インを巡って互いにけん制し合うのだった。慈善バザーで多額の寄付をしたジョンウェンに寄付証明書を渡そうと、ついにユンションはジョンウェンの元を訪れて、スー・インは今は自分の恋人だと宣言する。

「ハウスデザイン」の番外編をミンシーが担当することになった。しかしスポンサーのジョンウェンサイドは、スー・インが番組に出ないかぎり協力はできないと難色を示す。焦ったプロデューサーのリウは、彼女の友人でもあるフイシュエンに、スー・インに出演交渉してくるよう迫る。しかしフイシュエンが拒絶したことから２人は口論になり、警察沙汰を起こしてしまう。このトラブルを機に、フイシュエンは職場を去る決意をする。

リゾートで社員旅行を楽しむＳｕ設計事務所の社員たち。フイシュエンやユンションも加わり楽しい時間を過ごす。仕事を辞めたフイシュエンはミンシーに励まされ気持ちを入れ替える。ミンシーはチャット相手のハンドルネーム“頑張った者勝ち”がフイシュエンだと知り衝撃を隠せない。ジョンウェンのスー・インへの執着は深まり、ユンションの過去の婚約者のことまで調べ上げる。だがスー・インは元恋人からの仕事を断り続けるのだった。

病院でジョンウェンはユンションの診察を受けに来て、スー・インとの交際を阻止しようとするが、ユンションは一歩も引かない。やがてジョンウェンは海辺の開発に手をつけ、ガラスの家が取り壊される可能性が出てきた。ちょうど最近、ユンションはガラスの家をコンテストの作品として出展するようスー・インに勧めていたところだった。厳しい選択を強いられることになったユンションは、スー・インに内緒でガラスの家を守ろうとするが…。

司伯栄（しはくえい）の件で司良紅（しりょうこう）から厳しく叱責され、心の闇を深めていく司徒鴻（しとこう）。ぼくようちんとの取り引きに応じ、司（し）家に伝わる空遁術（くうとんじゅつ）の秘籍を盗み出そうとするが、司良紅に目撃されてしまう。そこへ池丘白（ちきゅうはく）に姿を変えたぼくようちんが現れ、司徒鴻を取り込んで司良紅を殺害する。池丘白が司良紅を殺したという噂が広まり、対応に頭を悩ませる元老（げんろう）たち。

雪鷹（せつよう）領に作られた神魔（しんま）の井戸が開かれ、東伯烈（とうはくれつ）の墓から大勢の悪魔が放たれる。東伯雪鷹や元老たちは異変に気づき雪鷹領へ向かうが、いくら倒しても悪魔は次々に襲ってくる来る。海神宮（かいじんきゅう）の宮主（きゅうしゅ）・太叔（たいしゅく）は、自らを犠牲にして墓の蓋を閉め、悪魔と共に井戸の中に消える。

父・孔海（こうかい）の誕辰（たんしん）を祝うため孔（こう）府に戻った孔昊（こうこう）は、父親と口論するぼくようちんに斬って掛かるが、あっけなく倒され捕らわれの身に。司徒鴻は孔昊を逃がすようぼくようちんに懇願するが、司徒鴻の裏切りを非難する孔昊の言葉に逆上し、思わず手に掛かけてしまう。ぼくようちんは孔昊の亡骸（なきがら）を利用し、孔海に悪事の片棒を担がせる。一方、奥蘭と青銅の棺（ひつぎ）の行方を追う元老たちは、魔族が雪鷹領の外へ出ないよう黒白月輪の結界を張り続け、持久戦に持ち込む考えだったが…。

魔族の狙いが大魔神の肉体の復活であると確信した元老たちは、かつての大戦で棺の封印に関わった六大元老が団結することで合意する。そのためには血刃酒館（けつじんしゅかん）の館主・ようばいの協力が必要だが…。一方、銅三を失い悲しみに沈む東伯雪鷹は、母親を救うための手がかりが薪火宮（しんかきゅう）にあるとにらみ、薪火宮に入門したいと池丘白に相談する。そんな東伯雪鷹の姿にかつての自分を重ねた池丘白は、ようばいを元老会（げんろうかい）に連れ戻すことができれば道が開けると提案する。

薪火宮への弟子入りを許された東伯雪鷹は、見送りに来た濮陽波（ぼくようは）、孔悠月（こうゆうげつ）、そして余靖秋に別れを告げ、元老殿（げんろうでん）の門をくぐる。早速紹介された師兄（しけい）たちは個性的で、実力がすべての薪火宮では、しきたりも独特だった。一方、一刻も早く青銅の棺の封印を解くよう奥蘭に迫る大魔神。奥蘭は、大祭司の協力で司徒鴻を薪火宮へ送り込み、雪鷹領での開戦の準備は姫容に任せる手はずが整っていると告げる。しかし姫容は白源之（はくげんし）のもとで身動きが取れず…。

仮面の男が落としていった箱と全く同じ箱を黒白神山の弟子・巫蒼（ふそう）が持っていることを偶然知った東伯雪鷹は、深夜に外出した巫蒼を尾行する。巫蒼は死の奥義で魔人を呼び出すが、それは彼らの根城を探るための罠（わな）だった。弟子の命を危険にさらすような賀源の計画に異議を唱えた東伯雪鷹は、罰として氷雪牢（ひょうせつろう）に入れられてしまうが…。その後、巫蒼が持っていた箱の用途が判明し、東伯雪鷹は仮面の男の正体を暴くため、巫蒼に協力を求める。

池丘白が余靖秋と共に薪火宮を訪れ、つかの間の再会を果たす東伯雪鷹。密偵の手がかりはまだつかめないと報告する東伯雪鷹に、池丘白は焦りは禁物だと忠告する。一方、百戦密室（ひゃくせんみっしつ）への挑戦を許された司徒鴻は、汚い手を使って扉の結界を突破したあげく破壊する。

伝信（でんしん）箱の持ち主を暴くため、東伯雪鷹はある作戦を考える。それは余靖秋が薪火宮の隠し部屋に侵入して騒ぎを起こし、元老たちを呼び寄せるというものだった。しかし計画を盗み聞きしていた司徒鴻が余靖秋を尾行していたため、隠し部屋に封印されていた魔族の聖物が司徒鴻に反応し、共鳴し始めてしまう。激しい頭痛に襲われた余靖秋は意識を失い…。一方、東伯青石（とうはくせいせき）と共に雪鷹領に戻って来た姫容は、領内に魔気の仕掛けを置こうと思案していた。

余靖秋が摩雪（ませつ）国へ帰るつもりだと知った東伯雪鷹は動揺を隠せず、稽古にも集中できない。思い悩んだあげく、己の心に従えという巫蒼の言葉に背中を押され、雪若霜（せつじゃくそう）の目を盗んで余靖秋を誘い出す。彼女の帰国を祝福し、2人で美しい思い出を紡ぐことにしたのだ。その頃、家族の敵（かたき）討ちを心に誓う孔悠月は青銅の棺が盧家堡（ろかほう）に現れたと聞き、自分に任務を与えてほしいと池丘白に申し出るが相手にされない。失望した孔悠月は単身で盧家堡に乗り込み…。

血刃酒館への弟子入りを望む孔悠月に司空陽の腕を取ってくる来るよう条件を出すようばい。かつて司空陽の情報で魔族に潜入した恋人・単流雲（ぜんりゅううん）を失ったようばいは、司空陽こそが魔族の密偵だと確信していた。孔悠月は余靖秋、東伯雪鷹と共に司空陽を訪ね、彼の腕を調べようとするが…。一方、黒白神山に弟子入りし、賀源の厳しい稽古に悪戦苦闘する濮陽波は、薪火宮の東伯雪鷹を訪ねて愚痴をこぼす。2人にとっては久しぶりに友と過ごす穏やかな時間だった。

姫容の哀れな身の上と彼女が半魔人であることが判明するが、東伯青石と白源之はこれまでと同じように姫容に接すると誓い、雪鷹領を後にする。姫容と白源之、さらに司空陽の関係が気掛かりな東伯雪鷹は、余靖秋と共に司空陽の部屋を訪ねる。司空陽は、白源之が青銅の棺を守ろうとして魔毒に侵されたこと、治療中に自分も魔毒に触れたことを告白。そんな中、薪火宮が魔族に襲われる。東伯雪鷹らと共に交戦した余靖秋は自分の体に異変を感じ…。

神脈が覚醒したことで昏睡していた余靖秋が目を覚まし、雪若霜は今夜にも天宮（てんきゅう）へ戻るべきだと余靖秋を促す。あまりに急すぎるため、皆に別れの挨拶ができるよう2日間の猶予をもらう余靖秋だが、二度とこの国に戻ることはないという雪若霜の言葉に、複雑な思いが込み上げる。するとそこへ白源之がようばいらと共に現れ、余靖秋の体内には悪の門を開ける鍵・雪花符（せっかふ）があり、魔族が手に入れるより先に余靖秋の体ごと破壊しなければならないと迫るが…。

シアは借金の返済を催促する男ジャン・シュンにつきまとわれて頭を悩ませるが、誰にも打ち明けられずにいた。一方、ボーマン社のヨウリーの元に差出人不明の郵便物が届く。中身のＵＳＢには、シアの炎上騒ぎの元凶となった音声を加工した人物による自白映像が入っており、指示したのはヨウリーだと告発する内容だった。幼少期に世話になったシアのため、ヨウリーに警告したムーチェンは、いよいよシアとの再会に動くが…。

アン・チー夫妻の撮影も終え、シアの番組制作は順調に進んでいた。だが、借金の返済を迫るジャンから脅しの電話があり、シアは不安を覚える。シアの番組のスポンサーになったムーチェンは、社長としてシアの家を訪れる。精神的な悩みを抱えるムーチェンは、自分に催眠をかけることをシアに持ちかける。番組収録の日、準備をするシアの前にジャンが現れ、暴力をふるう。恐怖に震えるシアは、収録を放り出して姿を消してしまう。

シアの番組「寄り添う心」の初回放送日が決まった。リエンシャンはシアの要望に従い、手作りの串焼きを用意して、２人で番組を観る約束をする。ジンユンはランと一緒に番組を観ようとするが、ランは親の命令でお見合いをしていた。ついに迎えた番組放送日、リエンシャンは腕によりをかけて串焼きを作る。だが、シアは急な相談の依頼が入り、外出することに。依頼者は、ムーチェンの祖父だった。心を閉ざしたムーチェンは部屋に籠もり…。

アオラングループのジアン社長がシアの相談室を訪れる。番組を見て、もう一度シアにカウンセリングを頼みたいと思ったのだ。ジアンはシアに心を許し、２人は楽しい時間を過ごした。ジンユンとランは相変わらず、顔を合わせればケンカばかりだが、互いに心の中では相手を思っていて…。シアは幼少期からのチャット友達・ユーモウに「好きな人ができた」と報告する。恋する相手がすぐそばにいると知らずに、互いの恋を祝福し合う２人は…。

ジェンの事務所にホワンフイ社のチン秘書が訪ねてきて、「追凶」に脚本の漏洩があったからと賠償請求を通告される。睡眠障害で悩んでいたリエンシャンは、医者から処方された薬をのもうとせず、シアの心配をよそに、翌日、携帯を家に置いたまま消えてしまう。自分が預けられていた養護施設を訪れていた彼は家に戻り、シアに打ち明け話をする。その頃、ヨウリーとムーチェンはそれぞれ、シアを襲った男について調べを進めていた。

クワンに「不本意な出来だ」と言われて心配になったリエンシャンとシアは、映画『逐風』の試写会に出かけるが、観客の反応は上々だった。試写会は大成功を収め、ネットでも評判に。そんな中、何も知らされていなかったジェンは激怒し、『逐風』を製作したホワンフイ社のツァオ社長を事務所に呼び出す。そしてジェンとリエンシャンで交わした契約書を取り出し、リエンシャンのことを託したいと伝える。しかし、彼にはある思惑が…。

映画祭に出席するためにチンチョンへ向かうリエンシャンは、シアから母親の形見が入ったお守りを渡される。不慣れな土地で落ち着かないリエンシャンは、シアにたびたび電話してささいなことを報告する。そんな中、借金取り立て人に痛めつけられたジャンはシアをさらってリエンシャンに多額の身代金を要求。シアの身を案じるリエンシャンはホワンフイ社のココ部長に映画祭に出られないと告げて、急遽スーチョンに戻るが…。

リエンシャンに無事救出されたシアは、病院に搬送された。リエンシャンはスーツ姿のまま家にも帰らず、三日三晩、病室でシアを見守り続ける。拉致された倉庫にリエンシャンがすぐに駆けつけられたことから、シアはSOSを送ったユーモウの正体がリエンシャンだとようやく気づく。リエンシャンも幼い頃からのチャット友達がシアだと気づいていた。２人の想いはついに重なるが、シアは交際について考える時間が欲しいと伝え…。

ジェンとユエンはランタン祭りに出かけた。無理に明るく振る舞うジェンを見て、ユエンは心を痛める。結婚しろと迫る両親に悩まされるランは、両親の前で恋人のフリをしてほしいとジンユンに頼む。リエンシャンはツァオ社長の提案で、「追凶」の続きを書くことになった。約束の72時間が過ぎて、リエンシャンはシアと恋人になれたと思い喜ぶ。一方、ムーチェンの精神状態が悪いことを心配した祖父は、シアに助けを求める。

リエンシャンはリーさんとツァオさんがめでたく結ばれるように、シアまで巻き込んでツァオさんの親戚を演じ、リーさんの息子のハオを説得しようとするが、芝居がバレて不審者扱いされてしまう。それでも２人の橋渡し役を諦めきれない彼は、数日後ハオに自分の生い立ちやツァオさんとの縁を率直に語りながら、考え直してくれるように頼む。一方、ジンユンは約束どおりランの両親の前で恋人を演じるが、ランの母親に同棲中だと疑われ…。