ミソは同僚たちと共に研修合宿に行く。気ままに過ごすはずが、来る予定のなかったヨンジュンが現れ一同仰天！ さらにミソへ、「合宿が終わる頃には恋人同士になっている」と宣言し、猛アプローチを開始する。だが、ペアになって参加したゲーム中、ソンヨンのことで口論になってしまう。気まずい雰囲気の中、雨が降り出し…。

一足先にソウルへ戻ったヨンジュンは、ミソのために自宅で２人きりのバーベキューパーティを企画する。ヨンジュンはミソにキスをしようと顔を近づけるが、またしても恐ろしい過去を思い出して失敗してしまう。ミソはヨンジュンが何らかのトラウマを抱えていることを確信し、彼の足首にある傷痕について考え込むが…。

ヨンジュンの母親から呼び出されたミソは、過去の事件について質問を受ける。ソンヨンから聞いた話との食い違いに、“お兄ちゃん”はヨンジュンではないかと考える。一方、ヨンジュンもミソのことで悩んでいると、ユシクからすべて打ち明けた方が良いとアドバイスされ…。そんな中、アートセンターの開館式が行われる。

ミソに告白されたヨンジュンは、ついにトラウマを克服して熱いキスを交わす。付き合えた嬉しさで、ところ構わず素直に想いを伝えるヨンジュン。2人は恋人同士になったことを祝って食事をするが、上司と秘書の雰囲気から抜け出せない。ヨンジュンは恋人であるミソの負担を減らすため、雑用も自身でやり始め…。

ミソと仲直りしようと家を訪れたヨンジュン。だが、突然ミソの姉が訪問し、クローゼットの中に隠れることに！ さらに2人の交際を反対する会話を聞いてしまい…。一方、ソンヨンは告白の後、ミソが電話に出なくなったことを気にしていた。ソンヨンから「会って話したい」というメッセージを受け取ったミソは会いに行き…。

自分が探していた“お兄ちゃん”はソンヨンではなく、ヨンジュンではないかと確信を持ち始めたミソ。2人の母親に真相を尋ねるが、誘拐されたのはソンヨンだったと聞かされる。だが、子供の頃のソンヨンとヨンジュンの写真を目にし、ますます不審を抱くように。そんな中、ミソは姉たちと毎年恒例の家族旅行へ行き…。

ミソの姉２人に交際を認めて貰うため、ヨンジュンは人生初の潮干狩りに挑戦。ミソは姉たちに勝負を挑み、自分たちが勝ったらヨンジュンを嫌わないで欲しいと頼む。姉たちはヨンジュンの一生懸命な姿と、ミソを大切に想っている様子を見てついに交際を許可する。そして、ヨンジュンに反対していた理由を話し始めて…。

マジックショーの女性を目にしたミソは、誘拐事件のことを思い出して気を失い倒れてしまう。ミソを病院へ連れて行ったヨンジュンは、目を覚まさないミソを見つめながら、子供の頃の事件を思い返す。そして、大人になったミソと再会し、秘書として雇い共に過ごしてきた９年間を振り返り、彼女の大切さを改めて実感し…。

ソンヨンは母親から事件の真実を聞かされ、自分の記憶がすり替わっていたことにショックを受ける。一方、退院したミソの身体を心配するヨンジュンは、秘書室全員でスパへ行くことを提案。さらに、全員に休みを取るように命じ、ミソを遊園地へ連れて行く。かつて事件の起こった場所が今はメリーゴーラウンドになっていて…。

有名作家になることを夢見るユ・ヤン。しかし現実はただの平凡な会社員だ。楽しみにしていたライブにも急な会社の食事会で行けなくなってしまう。無理やり飲まされて酔っ払ったヤンは、同僚のイェリにしつこく絡む部長への怒りをあらわにしてしまい…。

酔っ払って大失態を犯し、勢いで会社を辞めてしまったヤン。一方、腐れ縁の恋人と別れきれずにズルズルと交際を続けるイェリ。お互いを心配するあまり、ささいなことで口論になってしまった２人だが、ヤンは改めてイェリの大切さに気づくのだった。

仕事を辞めたヤンは、夢だった作家を目指し、執筆活動に勤しむ日々を送っていた。完璧な作家になるべく、有り金をすべて使い果たそうと出かけたヤンだったが、偶然訪れた公園で、浮気をして半年もの間、行方知れずだった元恋人と再会してしまい…。

食事会のせいで行き損ねたライブが再び開催されると知ったヤンは大喜びで出かける。しかし、メンバーが食中毒を起こし中止になってしまう。代償として提供された無料のビールを飲んでいたヤンだったが、店でドラムを演奏していたビョンと意気投合し…。

貯金が底をついてしまったヤン。早く仕事を見つけなければと焦るも、思ったことを口にしてしまう性格が災いし、なかなかうまくいかない日々を送っていた。そんなある日、イェリの紹介で編集者に原稿を見てもらえることに。しかし、平凡だと酷評されてしまい…。

エイリアンを主人公にしたゲームを開発したいビョンだが、上司の反応はイマイチで落ち込む。一方、デートでステーキ店を訪れたヤンとビョンは、偶然イェリとその恋人のビョンホンに出くわす。しかし、ヤンはビョンホンが浮気をしていることに気づき…。

のんびりと2人だけの週末を過ごすヤンとビョン。しかし、そこに突然ヤンの両親がやって来てしまう。ヤンを心配する両親の姿を目の当たりにしたビョンは、ヤンにプロポーズする。しかし、結婚という枠に縛られることを嫌うヤンと口論になってしまい…。

ヤンの考え方に失望したビョンはヤンの元を去り、それ以来、連絡が途絶えてしまう。そんな中、ヤンは大家の紹介で家庭教師を始めることになる。一方、イェリからビョンホンと結婚すると報告を受けたヤンは、ビョンホンが浮気をしている事実を告げるが…。

考え方の違いからビョンに別れを告げるヤン。しかし、ヤンを諦めきれないビョンはヤンを受け入れ、２人はヨリを戻す。そんな中、ヤンの元に家庭教師をしている生徒の母親の訃報が届く。急いで葬儀場へ向かったヤンは、ある人物と驚きの再会を果たすことになり…。

ビョンホンとの子どもを妊娠したイェリは、子どものためにもビョンホンの浮気を許すことにし、彼との結婚を決意する。そして無事に結婚式を挙げたイェリたちをヤンとビョンも心から祝福するのだった。それから１年の月日が流れ、相変わらずバイト生活を続けるヤンだったが…。

朝鮮王朝時代。王の息子はまだ幼く、王の母、大妃は後継者争いを恐れていた。王の弟カンは、王座に就く絶好の機会だと宮殿に向かう。一方そのころ、数年前に戦死したはずの王の末弟、フィが人知れず帰還し、彼もまた宮殿に向かっていた。

朝廷の重臣の娘チャヒョンは、絵を描くことが大好きなおてんば娘。花嫁修業を抜け出して行った店で、ずっと欲しかった貴重な青色の顔料を見つけるが、売るのを拒む店主ともみ合いになっているところに、ちょうどフィが現れ、助けてくれたが…。

撃毬（キョック）の試合は、兄カン側の勝利で終わる。この試合を無断で見に来ていたチャヒョンは兄に見つかり、フィの控室に逃げ込むが、フィが戻ってきてしまう。フィの部屋にチャヒョンがいたのを目撃したカンは、彼女が重臣ソン・オクの娘だと調べ、勝利の宴（うたげ）をソン・オクの屋敷で開かせることに。

国王の側室がひそかに息子を出産する。カンを世継ぎにしたい伯父のヤンアン大君は、ある策を講じることに。チャヒョンが気になるフィは、彼女が傷の手当てをしてくれた手拭いに花の絵を描き、欲しがっていた青色の顔料を添えて届ける。だが、返事がないので、馬の描き方を教えると彼女を誘う。

カンの船から川に飛び込んだチャヒョン。彼女を助けたフィは、ついに自分の思いを告白する。フィはカンに、チャヒョンに手を出すなと告げる。そして、カンとナギョムの祝言の日が訪れる。花嫁の友人として出席していたチャヒョンは、そこでフィが王の弟、大君だと知ってしまう。

女真族が北方を襲撃したという知らせが届くなか、国王が倒れてしまう。カンの一派の重臣が、王に代わって頼れる世継ぎをすぐに定めるべきだと声を上げる。そんな中、戦地へ行くことを決意したフィ。チャヒョンは行かないでほしいと訴え、仏の前で結婚の誓いを交わす。

戦地へ向かったフィと討伐隊。チャヒョンは手縫いの綿入れをフィに渡すため、なんと兵士に変装して一行についていく。チャヒョンの母は娘が討伐隊について行ったと気づき、あわてて夫に報告。ちょうどその場にいたカンが、自分がチャヒョンを連れ戻すと申し出る。

女真族との交渉に行ったフィだが、味方の軍が攻撃を始めてしまう。女真族の長（おさ）と裏取引をしたヤンアン大君の罠（わな）だったのだ。ヤンアン大君は、血の付いたフィの服を王と大妃に見せ、フィは戦死したと偽りの報告をする。カンからフィの死を聞かされたチャヒョンは…。

フィが北方で戦死したとされて3年が経過。都では国王が倒れ危篤だが、王の息子はまだ幼い。カンは、今こそ王座に就く絶好の機会だと宮殿に向かう。そのころ、やっとの思いで帰還したフィは宮殿へ。フィは、なんとか母である大妃に生存を伝える策を練る。

フィは、女真族と裏取引をした証拠の書状があるとカンに告げ、測位する幼い王のために尽くすならば、その件は表沙汰にしないと迫る。大妃はフィの遺言を受け、世継ぎの王への即位式を早める。やがて、フィとチャヒョンの祝言の日が決まる。

フィとチャヒョンの祝言の日に謀反が起きた。フィは幼い王の身を案じ、宮殿に向かう。刺客の1人が謀反の首謀者は王座を狙うフィだと自白するが、チャヒョンは信じられない。宮殿に着いたフィは、王の居所に煙が出ているのを発見し、すぐに王を連れ出す。だが、そこにフィを捕らえに来た兵が現れて…。