ドッペとヨンスクは、ガオンをチャ家で引き取ってミニを戸籍上の母親とすることに同意した。ハジンの子の面倒を見るなど、到底受け入れられないミニは猛反対するが…。

ドユンは、ヨンスクを裏切れば会長の地位を保証するとミニに持ちかける。彼のこの提案に、自分と母親の仲を引き裂くつもりだろうと警戒するミニ。

会長職に固執し勝手な行動を取るミニに激怒したヨンスクは、彼女に平手打ちを食らわせた。動揺することなく無表情のまま跪いて許しを請うミニ。

ガオンとの再会に感極まったドユンは、思わず彼を抱きしめた。しばらく一緒にいたいところだが、今ハジンと顔を合わせるわけにはいかない。

ドッペの株を管理する財団の理事長にファランが――血縁を何より重要視するドッペの予想外な決断に、ドユンとミニは唖然とした。

ミニの会長解任の是非を問う株主総会。険しい表情のミニとは対照的に、ドッペは笑みも浮かべるほどの余裕っぷりだ。

横領と虚偽申請の容疑でヨンスクに逮捕状がでた。逮捕は世論を納得させるためのポーズに過ぎないと説明するミニ。

1つの城に女王は2人もいらない――ミニは、母親であるヨンスクを裏切った。これで彼女は大きな後ろ盾を失うことになる。

もう諦めてほしい――チャン代表は説得を続けるハジンにそう訴えた。1通の手紙を彼に差し出すハジン。

ジョンウがハジンに示したのは、ドユン名義でLKが巨額の裏金を受け取った証拠となる裏契約書だった。

自分の生い立ちのせいでハジンが泣いているというガオンの言葉に、ドユンは仰天した。一体誰が何を言ったのか。

チャン代表の証言により、誘拐教唆の容疑で逮捕されたミニ。しかし彼女は、取り調べで動かぬ証拠を突きつけられても、何も知らないと無罪を主張するのだった。

ミニと面会したジョンウは、ヘリンから預かった手紙を渡し、彼女を産んでくれたことへの感謝を伝えた。

チョン家の長女ヘダンは、人気スター歌手ユ・ジナのものまね歌手ユ・ジィナとして、クラブの舞台に立つ日々。

親交を深めていたヘダンとジナの関係に亀裂が入り、落ち込むヘダンを心配するヘダンの父ガンシクは、ジナの元を訪ねて詫び、許しを請う。

ジナの自宅にソンテクが入っていくところを目撃したヘダン。そこにジナが帰宅し、ヘダンにソンテクを譲ってほしいと告げる。

ソンテクの事故死から月日は経つも、ヘダンとジナの心の傷は癒えずにいた。ヘダンはものまね歌手として活動を続ける中…。

チョン家の次女へジンは、同居中の義母ミスクと生活費の受け渡しを巡り、今まで以上に険悪な関係になる。

ジナは事務所契約の話を説得するため、ヘダンを呼び出す。偶然にもギョンスの店で待ち合わせをすることになった２人。

自分の事務所に所属させるため、執拗にヘダンにつきまとっていたパク家長男のヒョンジュン。はじめはジナを獲得するための手段のはずが…。

ヒョンジュンからの熱心な勧誘を受け、ヘダンは煙たがりつつも、少しずつ心を開くようになる。そこでヒョンジュンは…。

パク会長の母の誕生日パーティーで、ピアノを弾くことになったギョンス。パク会長の亡妻チェ・ギョンエから手紙を預かっているギョンスは…。

義妹のナギョンから、母ギョンエが崖から投身自殺を図った際、パク会長も一緒にいたことを聞いたヒョンジュン。

ジナとパク会長の熱愛がメディアで取り沙汰される。ジナはパク会長の仕業と思い込むが、実際は２人を陥れようと…。

放送局の人の前で歌声を披露することになったヘダン。緊張の中、ステージに立ちジナのモノマネをすると…。

ヘダンの存在が、自分の人気にも影響を及ぼすと危機感を抱いたジナは、ヘダンがテレビ出演できないようにテレビ局へ圧力をかける。

ジナの家に呼び出されたヘダンは、帰宅したヒョンジュンと鉢合わせてしまう。ヒョンジュンの家柄とジナとの関わりを知らないヘダンは…。

バーで深酒をしたジナは、パク会長ではなくヒョンジュンに電話をかけて介抱を求める。息子に肩を抱かれ帰宅するジナを見たパク会長は…。

ギョンスがジナの子供だと知ったパク会長は、公表と引き換えにジナに結婚を迫る。歌手生命が絶たれることを何よりも恐れるジナは…。

初めてのテレビ出演を果たしたヘダン。パフォーマンスとしては力量を出し切ったものの、盛り上がりに欠ける結果となってしまう。