新しい代表が来ると聞き出先から急いで会社に戻ったヨナは、社員たちの前で挨拶をしているダンテを見てショックを受ける。その経営チームにハンチョルがいたことにも驚く。ジョイバスターの社員は希望退職により辞めていき、ヨナはチーム長に昇進。責任ある地位についたもののダンテがプロジェクトを全て中断するという通達を出し、そのうえネックバイパーとのパブリッシング契約も解除する方針を発表したため途方に暮れる。

新社屋で蜂に刺されそうになり、逃げ惑うヨナ。そんなヨナを助けようとダンテは彼女を抱えて川に飛びこむ。どうにか助かったがダンテの背中にはたくさんの蜂に刺された跡があった。ヨナはダンテを自宅に招き入れ服を着替えさせる。しかし折り悪くヨナの父親が家に戻ってくる。シャワーを浴びて出てきたダンテを見て、ヨナとの関係を勘違いしたヨナの父親は、ダンテの背中をたたく。背中を蜂に刺されたダンテは痛みのあまり…

下戸のダンテはちょっとの酒ですっかり酔っ払ってしまう。翌朝目覚めると記憶が全くないことに気付く。それでも記憶がないとは誰にも言うことができず昨夜の出来事を思い出そうと努める。一方、パブリッシング契約を解約するためハンチョルはネックバイパーへ赴く。交渉が決裂したら解雇だとダンテに脅され何とか解約してもらおうと頑張るのだが、最終的な条件としてピッグウォーのＩＰを譲渡するようネックバイパーに提案され…

ついにジョイバスターはソウルから遠く離れた新社屋に引っ越すことに。今までと違って立派な施設がなくなり、あまりの環境の変化に驚く社員たち。夜遅くまで仕事をしていたダンテは残業中のヨナを見つけコーヒーをいれてあげる。静かな雰囲気の中、ヨナは何かの音を耳にする。不思議に思ったヨナが机の下をのぞくと、そこにはねずみが。退治してほしいと頼むヨナだがダンテは無理だと言う。そんな折、ピッグウォー売却の話が出て…

ネックバイパーから提供を受けていたエンジンが使えなくなりジョイバスターは窮地に陥る。このままではリリースに間に合わない。ダンテはネックバイパーのカン専務に会い、お金を払うので今までどおりエンジンを使わせてほしいと頼むが、パブリッシング契約が解除されたため、それに伴いエンジン利用も不可能になったと冷たく突っぱねられる。いくら頼んでも無駄だと分かったダンテは他のエンジンに切り替えるよう方向転換を図る。

アルテミスが来ないと聞いたジョセフ・リーは怒って店を飛び出す。そのあとを追いかけるダンテ。ジョセフ・リーは追われて車とぶつかってしまう。ダンテは救急車を呼ぶが、その車から降りてきたのはアルテミスのメンバーたちだった。急いでイベントに向かうところだったと聞いたジョセフ・リーはアルテミスに囲まれてすっかり気をよくする。退院したらジョイバスターの仕事を手伝ってもらえることになり、一件落着となるのだが…

ダンテがヤチェとの関係に悩んでいると勘違いしたギルのせいでヨナにゲームソフトをあげられなくなったダンテ。自分が取り戻してくると言うギルを今後一切関わるなと突っぱねるのだった。ジョセフ・リーのおかげで期日までにゲームを完成することができてジョイバスターの社員は大喜び。ＣＢＴを行うためにサイトで募集をかけるが、それを見たネックバイパーのカン専務は自社でも類似のゲームを同じ日に発売して揺さぶりを狙う。

モンキーが死んで悲しんでいるダンテを慰めるヨナ。その２人の様子を見たハンチョルはショックを受ける。家に帰ったダンテは、フンがモンキーの水槽を片づけているのを見て怒る。フンは、自分よりもモンキーを大事に思うダンテに腹が立ち、家を飛び出してしまう。自分の気持ちに素直になれとヨナにメールで励まされたダンテは、コンビニでラーメンを食べていたフンに、自分の正直な気持ちを打ち明けて謝るのだった。

新作発表会の前日、緊張して眠れないヨナはダンテにメールを送る。すぐにダンテから電話が来て会おうと言われ会いに行く。ダンテは、いつもはモンキーに不安を語りかけていたが今回はヨナがその代わりをしてくれたと言って感謝する。新作発表会の日の朝、会社では事件が発生していた。オフラインにしていたはずのサーバーにLANケーブルが差し込まれていたのだ。ネックバイパーの攻撃によってゲームは動かなくなってしまい…

家族への申し訳なさから、誰とも連絡を絶ち真面目に働いていたジンサン。退院したプンサンはジンサンを探し出し、家に戻るように言う。そんな中、ウェサンは家の玄関に赤ん坊と手紙が置かれているのを見つけ…。

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保険金詐欺摘発のためなら手段を選ばない私設保険調査チーム「マッド・ドッグ」は、あるビルの崩壊事故を調査していた。オーナーは賃借人に一切の補償をせず、多額の保険金を請求しているという。リーダーのガンウはビルの欠陥を疑い調査を始めるが、建築事務所の社員ミンジュンは欠陥を否定する。

２年前、テヤン生命の保険調査チーム長だったガンウは、コ・ジンチョルという悪質な保険金詐欺師を追っていた。共犯がいることまで突き止めるも、調査中に部下に大怪我を負わせてしまい、責任を感じるガンウ。そんな中、ガンウの妻と息子が乗った飛行機が事故によって墜落したというニュースが舞い込み…。

自分が飛行機事故を起こした副操縦士キム・ボムジュンの弟であると言うミンジュン。そしてマッド・ドッグが違法捜査をしている証拠を掴み、返してほしければ自分に従うよう４人を脅すのだった。証拠の原本データを探すためミンジュンの部屋に侵入したガンウは、そこで801便の事故に関する大量の調査資料を見つけ…。

カン・ウンジュという妊婦の夫が自殺した件について調べていたガンウたちだったが、調査を進めるうちに、彼女とキム・ボムジュンとの繋がりが見えはじめる。そしてウンジュの夫の死は友人であるハン・ソンジンが計画したものだとにらんだマッド・ドッグは、証拠を見つけるために彼が働く研究所に潜入しようとする。

ハン・ソンジンの研究所にミンジュンを潜入させたガンウは、その間にイ・ミランについて独自に調べていた。そしてウンジュの夫が自殺でないことが明らかになると、ミンジュンは病室のウンジュを訪ねる。２人は真実を暴くことを条件にある約束を交わしていたのだった。しかしウンジュの容態が急変し…。

イ・ミランが生きていると知り、別々に彼女の行方を追い始めるガンウとミンジュンだったが、２人の動きをテヤン生命のチャ・ジュンギュ会長も察知していた。ミランを追う中で、２年前に取り逃がした連続殺人犯コ・ジンチョルがミンジュンを尾行していることに気づくガンウ。ようやくミランへたどり着いたミンジュンに危機が迫るが…。

間一髪でミンジュンを助け出したガンウだったが、コ・ジンチョルのことは取り逃がしてしまう。痕跡を残さずに消えたジンチョルを捕まえるため、ガンウはミンジュンの服に付いた血液からDNAを検出しようとする。一方ミンジュンは、ミランの残した言葉を頼りにホンジュに接触し、キム・ボムジュンの保険証券を見せるように要求する。

コ・ジンチョルを追い詰めたガンウたちは、イ・ミランの始末を誰に依頼されたか問い詰める。ジンチョルは何も話さずに自首することを選ぶが、警察署内で何者かに殺害されてしまうのだった。そんな中、ガンウとミンジュンは801便の機長シン・ジウンと面会し、衝撃的な事実を聞かされるが…。