ジュランの病気を知ったスジェ。“逆境に負けない”という花言葉のハナキリンを持ってジュランの元へ会いに行く。一方、両家の顔合わせ前日、ジュニョンの家族は服を買ったりジュニョンの店で食事をするなどお祝いムードであった。しかし、ジュニョンはヨンジェが気がかりで…。

２回目の抗がん剤治療が終わったジュラン。気分転換にスジェとコテージでゆっくりとした時間を過ごす。一方、ジュニョンはセウンの家に行き破談を申し入れる。自分から終止符を打つと言うセウンだが、部屋に戻り１人涙を流す。またジュニョンの家族も破談のことを知り…。

手術当日を迎えたジュラン。ずっと待っているというスジェの応援を力に手術室へ入る。一方、罪悪感に押し潰されそうで苦しむジュニョンは、５年前ヨンジェと行った島を訪れる。かつて仲良くなったおじいさんに会いに行くが、その家には偶然ヨンジェもいて…。

ジャヨンがヨンシンの家に来たことでヘナがスジンの子どもではないということが家族に知られた。ジャヨンを見たヘナはすぐにホンヒの所に向かうが、そこにはスジンもいた。どうにかしてジャヨンはヘナと一緒に帰ろうとするが、ヘナは隠れて出てこない。今まで母親から受けた傷の数々を思い出したヘナは、ジャヨンと一緒に行こうとしなかった。スジンの家族は今後どうすべきか話し合い、ヨンシンは養子縁組みを破棄することで、スジンを遠くに送ろうと決心する。

ヘナはスジンの元を離れジャヨンの所に戻る決心をし、早朝に置き手紙をして来た道を戻ることにした。ヘナがいないことに気付いたスジンはジノンの助けを借り清凉里駅に向かった。ヘナは１人でも怪しまれないよう工夫を凝らしながら清凉里駅に来てムリョン行きの切符を買おうとしていた。しかしヘナを捜していたのはスジンだけではなかった。ソラクが一足先に駅にいるヘナを見つけて近づいていたのだ。

ホンヒの引っ越し先である海辺の街にスジンとヘナも来て、そこから船で外国に出ようと準備を進めていた。しかしその晩、ヘナはソラクに誘拐されてしまう。それに気付いたスジンは慌ててホンヒの車で追いかけるが事故を起こしてしまった。そのころソラクはヘナを連れて愛の家に来ていた。ソラクはジャヨンを巻き込み、身代金を払わないとヘナを殺すと言ってヨンシンとスジンを脅迫したのだ。スジンはソラクとヘナが愛の家にいると知り、ジノンの助けを借りて急いでそこへ向かう。

スジンが１人で愛の家に入っていくと、そこに縛りつけられたヘナがいた。スジンは希望の５億ウォンを払うからヘナを返してくれとソラクに頼むが、ソラクはヘナを殺し、その様子をスジンに見せてやると言う。スジンはヘナを殺そうとするソラクの気を引こうと話しかけるが、逆上したソラクがスジンの首を締め上げた。その瞬間、裏から入ってきたジノンが後ろからソラクを殴った。そこへ警察が来てかろうじて３人は逃げ出す。警察はソラクを追うがソラクはそこに火をつけた。

スジンとヘナは南怡島へ向かう。警察が公開捜査を始めたため、テレビや看板などにスジンとヘナの顔が映り目撃情報を募っていた。密航船に乗るべきだが、ヘナの目の前で警察に捕まることを恐れてスジンは実行に移せなかった。しかし南怡島で会った男性と話す中で、たとえ捕まっても最後までヘナの手を離さないことを心に決め、密航を実行する決心をする。一方、ソラクが自殺を図ったためジャヨンも警察に捕らえられたが、全くヘナの心配をしない様子に若い刑事ギョンソクはいらだちを覚えていた。

密航船に乗る直前にスジンは警察に捕らえられ、ヘナと離れ離れになってしまう。ヘナは一時児童保護所に入り子どもたちと楽しく過ごしているように見えた。ヨンシンの病状は決してよくなかったがスジンのためジャヨンの裁判で証言し、その最中に倒れてしまう。またヘナは自分がゴミ袋に入れられ、母親に捨てられた日のことを証言した。これによりジャヨンに実刑が下る。スジンの裁判も行われた。証言台に立つ人々は、スジンが純粋な母親の心でヘナと逃げようとしていたことを証言する。

ヨンシンは退院して家で死ぬことを選び延命治療をしないことに決めた。ある日、花壇の手入れをしていたヒョンジンは古い缶を発見する。そこにはイジンを養子として受け入れた時の書類と古いビデオテープが入っていた。ヒョンジンがそのビデオを見ていた時イジンが部屋に入ってきて自分が実の娘ではなかったと知ってしまう。そのあとヨンシンはヒョンジンにも自分が実の母でないこと、実の両親について伝えようとする。その晩ヨンシンは家族と楽しく夕食をするが、それが最後の食事のつもりだった。

ヘナの顔を見て抱き締めることができたヨンシンは、この世に別れを告げた。葬儀を終えたスジンはヘナを保護所に送り届け、これで２人の関係は終わるかに思われた。２年の執行猶予が終わるころ、スジンはアイスランドに行けることになったがヘナのことを思い踏み出せないでいた。ちょうどそのころヘナはグループホームから別の家庭に養子に出されることになる。しかしヘナの表情は暗かった。そこでスジンはヘナを養子として迎え入れる決心をするがグループホームの母親の同意が得られず悩んでいた。

契約社員のヨンソは正社員採用を夢見て日々懸命に働いていが、突然解雇されてしまう。無責任な上司のナム課長を恨んだヨンソは、最後に仕返しをしようと課長の後頭部を殴った。しかし、殴った相手はなぜかトップ韓流スターのジュニョク。息をしないジュニョクが死んでしまったと思ったヨンソは、彼を自宅に連れ帰ることにするが……。

自分が事件を起こしてしまったとパニックになったヨンソは、意識を取り戻して逃げようとするジュニョクを必死で部屋に閉じ込め、ジュニョクの存在に気付いた隣人のナックには従兄だとうそをつく。ヨンソは誤解が解けるまで衣食住を保証する代わりに絶対に逃げないという契約を提案し、ジュニョクはしぶしぶこれを受け入れる。

ジュニョクの世話でヨンソの出費はかさむばかり。独自にジュニョクの行方を捜査していたピョン刑事がヨンソの家を訪ねてくる。不安になったヨンソは、ジュニョクの関係者が怪しまないように、休みたいので捜さないでほしいという直筆の手紙をジュニョクに書かせて所属事務所に届けることに。こっそり事務所に潜入したヨンソは、ミルと鉢合わせる。

ジュニョクは繋がれた鎖の鍵を密かに解除し逃げ出そうとするが、風邪で寝込んだヨンソを放っておけなくなり看病する。翌日、ヨンソとナックがいない隙にジュニョクは派出所に駆け込もうとするが……。一方、再びボンジュール社マーケティング部の派遣社員になったヨンソの前に、コーヒーのCMモデル契約のため、ミルがやって来る。

ジュニョクはヨンソに殴られた日、なぜ自分がその場にいたのか記憶がなかったが、実はミルと会っていたことを思い出した。ヨンソは生活費の工面が難しくなったうえに、ジュニョクの監視を頼めるナックが引っ越すと聞いて焦り、ジュニョクの助けを借りてナックの気を引こうと奮闘。ジュニョクはヨンソを見ながら微笑んでいる自分に驚く。

オーディション番組で注目を浴びた“BRANDNEWBOYS”。デフィ、ウジンはWanna Oneとして、ヨンミン、ドンヒョンはＭＸＭとして活動してきたが、2019年彼らは完全体で再デビューする。そんな彼らが休日の姿を見せる。そしてメンバーが薦める新メンバーとは？

チョン・ウンがAB6IXとして必要なメンバーということをRhymer代表に納得させるため、１週間でステージを披露することになった彼ら。短い時間の中で新曲を見せることは不可能と判断し、「HOLLYWOOD」を準備しようとするが、ウンは１からすべて覚えなければならず…。

AB6IXでのデビューが決まったウン。４人への感謝の気持ちを込めてパーティーを準備する。みんなでウンお手製の料理を食べたり指名ゲームをしたりと楽しい時間を過ごす。そして後日、脱出ゲームをしに行った彼ら。ホラーをテーマにしたセットの中、果たして制限時間内に脱出できるのか？

完全体での初活動として「HOLLYWOOD」のＭＶを撮影することになったAB6IX。休憩中、和やかに過ごす彼らだが、カメラが回ると表情は一変しプロフェッショナルな姿を見せる。そしてまた別日、デビュー前にも関わらず広告を撮影する彼ら。ウンは初めての撮影にとまどい…。

久しぶりの外出で遊園地に行くことになったAB6IX。各乗り物のチケットを獲得するため、みんなで力を合わせてミッションに奮闘し、無事チケットを獲得する。そしていよいよ遊園地へ入場。スリル満点の乗り物に怖がりつつも満足な時間を過ごす。しかしここでも彼らにミッションがあり…。

デビューまであと３か月になったAB6IX。多くの候補曲の中からデフィが作曲した「BREATHE」がタイトル曲に決まり、本格的にデビューの準備に取り掛かる。録音ではデフィがプロデューサーになり、ダンス練習ではウジンがリーダーになり進めていくが、満足のいく出来になるのか？

全員の希望で旅行の日を迎えたAB6IXだが、当日まで目的地を知らされてなかった。スタッフからヨンミンが１枚のカードを受け取ると“笑いと感動 涙までそろうくじ引きツアー”と書かれてあり、どこで何をするかもくじ引きで決めるというもので、さらに恥ずかしい罰ゲームまであり…。

ついにショーケースを開催する。完全体で初めてファンの前に姿を現し、デビューの喜びをかみしめる。一方、ツアー後半。罰ゲームの主人公となったドンヒョンは、人々があふれかえる市場で、すべて成功できるのか？そして最後にグランピングをしに行った彼ら。お互いの本心を打ち明ける。

江原道のとある大学の鳥類学研究室で渡り鳥の研究をしていたカン・スジンは、研究室の閉鎖に伴いアイスランドの鳥類学研究所に移る予定だった。出発までの数週間、近くの小学校で教師をすることになり、そこでキム・ヘナという女子児童に出会う。キム・ヘナは母子家庭育ちで、体に殴られたようなアザがあった。

母親から捨てられたヘナを見て、ヘナを助ける方法は母親と引き離すしかないとスジンは考えた。そしてヘナが海で溺れて死んだと見せかけて、2人でアイスランドへ行くという計画を立てる。ヘナ失踪事件の担当刑事のチャングンは、ヘナの母親ジャヨンと同居男のソラクがヘナを虐待していたという情報から、これが単なる失踪事件ではないことに気付き、必ずヘナを捜しだすと決心していた。

スジンとヘナは、スジンが子どものころお世話になった養護施設に向かう。当時子どもたちを育てていたクララ先生は、今は認知症の症状が出始めた老人になっていた。養護施設は閉鎖されていたが、そこでつかの間、３人は楽しい時間を過ごす。そのころ刑事のチャングンは、ヘナの母親ジャヨンの虐待が行方不明に関連があると直感していた。防犯カメラの映像を見せながらジャヨンを尋問するが確実な証拠が見当たらなかった。

10年ぶりに帰ってきたスジンを見て、ヨンシンは抗がん治療を受ける決意を固めた。そして何の事情も話さずお金をくれと言うスジンに、10回会ってそのたびに100万ウォンずつ渡すという約束をする。しかたなくホテルにヘナを残し、スジンはヨンシンと食事に行くが、そこにはヨンシンの主治医のジノンがいた。

ホテルでヘナを診察中に事情を察したジノンは、スジンに行き場がないなら自分の家に来てもいいと言うが、スジンはヨンシンの家のそばで理髪店を経営しているホンヒの所へ行く。ヘナはホンヒに懐き屋上の部屋を借りて住むようになった。ある日、ヘナがホンヒの持っていた鍵で理髪店の奥にある金庫を開けると、そこには思わぬ物が入っていた。屋上の部屋でそれを見たスジンは、言葉を失い階下のホンヒの所へ行くが…。

理髪店のホンヒはスジンの実母だった。ホンヒは昔のヨンシンのドキュメンタリー番組を見てスジンの居場所を知り、近くに住んでいたのだ。ホンヒが実母だと知ったスジンは、怒りをあらわにしてカップを割り手をケガしてしまう。ヘナを連れて理髪店を出たスジンは、ジノンの家で治療をしてもらった。翌日、公園で１人でスジンを待っていたヘナは、偶然スジンの妹ヒョンジンに会ってしまう。こうして家族に「スジンに子どもがいる」と知られてしまった。