偶然行った病院でソヨンはスンジェの死を知る。お金が燃え、兄までも失ったソヨンはショックを受け、テウの支えを借りてクムジャの家に帰る。レオンが死んだという話は、瞬く間に関係者の間で広がった。テウは遺留品にレオンの指輪があったという話を聞くが、レオンが死んだとは信じられない。一方ソヨンは、クムジャの昔の帳簿を取り出して見ていた。未収金があることを知ったソヨンは、取り立ててもいいかとクムジャに聞く。

ソヨンは未収金の取り立てを開始し、クムジャから金の亡者ではなく金の主になれと助言をもらう。ヨンナムの件を責めようと会社に乗りこんできたテウに、ヒジュは手を組まないかと話を持ちかける。テウはヒジュの言葉に揺れ動き、タヒチ行きの航空券をソヨンに渡す。そんな中、ついにレオンがテウとソヨンに接触してくる。一方、レオンに捕まったインピョは車で山奥へ連れて行かれ、土に埋められてしまう。

死のふちから生還したインピョは、通りがかりの車に乗せてもらう。そのころ、レオンはダニエル・キムと名乗りソヨンと会っていた。ソヨンがタヒチに行きたがっているのを知り、助けてもらったお礼に、現地にいるリゾート会社の社長を紹介すると言う。だがソヨンは、それを断る。するとダニエルは、逆に自分を手伝ってほしいと言う。そしてソヨンは、パートナーとしてパーティーに参加することにする。

ソヨンを守りたいテウは自分と一緒にタヒチへ行って幸せになろうと頼み込むが、ソヨンはテヒョンを見殺しにした事実を打ち明ける。テウはショックを受け、ソヨンも罪悪感にさいなまれる。インピョはテウをおとりに使ってレオンを呼び出すが、レオンにバレてしまう。そんな中、ヒジュの父親の不正が明るみに出て、ヒジュは絶望の淵に立たされる。ニュースで不正のことを知ったソヨンは、ある決心をする。

ソヨンは病院にいるクムジャの所へ帳簿を持っていき、未収金を回収して２億ウォンになったことを報告する。小さなお金を集めて大きな額にしたことに、クムジャは感心してしまう。一方、テウから財団の不正が暴かれたのはレオンの計画だと聞いたヒジュは、レオンを捕まえるためにもテウを財団の保安チーム長に任命する。ダニエルから託された１００億ウォンの資金で、ソヨンはヒジュを助けようとする。

盗聴器に気づかれ罠にハマったインピョだったが、なぜか余裕の笑みを浮かべていた。ミンギュを監視していたテウはインピョを助け、知っていることを話せと言うが、インピョは口を割らない。クムジャの家に現れたインピョにソヨンは離婚届を突きつける。しかし、インピョは判を押さずに去ってしまう。そんな時、クムジャにドナーが見つかり手術を受けることに。クムジャは唐突にレオンの顔を思い出し…。

ダニエルが怪しいと疑いを持ったジェフンは、ヒジュやテウに電話する。だが、どちらも電話に出ない。部屋に戻ると、ソヨンが帰り支度をしていた。自分も一緒に帰ろうとするが、レオンに止められて帰れなくなってしまう。危機を感じたジェフンは、１時間後に必ず電話をしてほしいとソヨンに頼む。レオンはワインのボトルに書かれた“きつね狩り”の文字を読みながら、自分がヒジュを狙っていることを暴露する。

クムジャの証言もありダニエルがレオンだと確信したソヨンとテウ。そこへダニエルの正体を勘づいたヒジュも加わり３人で証拠集めに奔走する。テウはミンギュが亡くなる前に送ってきたアドレスを開き、レオンの資金源一覧を手に入れる。一覧を見るためのコードを探すが、クムジャは大切なものは常に身につけているだろうと話す。そこで、ソヨンはダニエルが席を外しているすきにダニエルの部屋を物色する。

指輪からチップを盗んだのがレオンに見つかってしまい、９９億ウォンを盗んだことも追及されるソヨン。自分に報復すればいいのに、なぜジェフンを殺したのかとソヨンは問い詰める。レオンは自首しようとしたから殺したと答え、ソヨンにも同じようにチャンスを与えると言うが、ソヨンは断る。９９億ウォンが部屋に運ばれてきた時、そこへテウも現れる。様子が変だと察したテウは、ソヨンを連れだそうと…。

ソヨンはレオンを懲らしめるためにある計画を立て、テウやヒジュ、デヨンたちも協力する。一方、９９億ウォンの資金洗浄を済ませたインピョは韓国を発つために空港へ向かうが、ソヨンへの未練で出国をためらう。VIP投資クラブのパーティーが開かれ、ついにレオンの計画が幕を開ける。しかし、同時にソヨンたちの復讐劇も始まっていた。パーティーでスピーチを始めたヒジュは、ダニエルの正体を公言して…。

韓国最強のフォワードとうたわれたイ・チョンスを監督に迎え、芸能界のイケメンたちが集められたサッカーチーム“ゴール美男”が結成。メンバーが集まると、挨拶をする間もなく1軍と2軍に分けるための試合が行われる。俳優のキム・グァンスやモデルのハン・ヒョンミンが能力を見せつけ、監督の目を引く。試合のあとは、昼食を取るため全員そろって焼き肉店へ。するとそこには、1軍と2軍で違う食事が用意されており…

チーム結成当日、ゴール美男は韓国でランキング１位のフットサルチームであるスターFSソウルと試合をすることに。ゴール美男にとって初試合の先発メンバーとして選ばれたのは、ムンボク、ジノ、グァンス、ソンウン、スグンの5人。対戦相手が到着する前に、メンバーたちはパス練習やパターン練習に取り組む。しかし、ゴール美男の練習を見ていたという対戦相手からは前半15点、後半15点を入れると宣言されてしまう。

韓国ランキング１位のフットサルチーム、スターＦＳに大敗を喫したゴール美男。戦力を補強するために新メンバーを迎えることに。加入したのは芸能人のサッカーチームでキーパーをしているコメディアンのパク・ギュソン、同じくキーパーとして加入したＮＣＴ 127のジャニー、芸能界ではサッカーがうまいことで有名なシム・ヨンソクの3人。更にコーチとして元韓国代表でもあるキム・ジェソンも合流し、パス練習やシュートの練習に励む。

韓国最強の中学生フットサルチームである麻浦（マポ）シンブクFC U-15と試合をすることになったゴール美男。前回の試合では32対１の大敗に終わり、今度こそはなんとしてでも勝ちにいきたいイ・チョンス監督はシンブクFCの映像を見ながら戦略を練ることに。いざ試合が始まると、中学生のスピード感あふれるドリブルと体力に圧倒されるゴール美男の選手たち。イ監督は体格差を使い、真っ向勝負を仕掛けるためジノを試合に出すが…

砂浜でのトレーニングの一環でビーチサッカーをすることになったゴール美男。メンバーたちは砂に足を取られ、なかなかうまくプレーできず体力を奪われる。砂浜でのトレーニングのあとは昼食を取ることに。食堂へ向かうバスの中ではセウン、ヒョジンが歌を披露。更にヒョンミンが懐かしの曲を歌ったことをきっかけに、まるで修学旅行のような大合唱が始まる。食堂に着くと、また1軍と2軍にテーブルが分かれており…

過去の2試合で負けてしまい、もう後がない状況のゴール美男は韓国でランキング1位の女性フットサルチームBSWと試合をすることに。いつも以上に燃えているメンバーたちは序盤からプレッシングで相手を圧倒し、なんと初めての先制点を獲得する。この試合では今までと違い、攻撃と守備を2人ずつ配置するボックス型のフォーメーションを取り入れることに。選手たちはしっかりこのボックス型を意識することで、これまでにない守備力を見せる。

水原（スウォン）にあるパク・チソンサッカーセンターを訪れたゴール美男のメンバーたち。パク・チソン選手の父パク・ソンジョン氏をゲストに迎え、まずはチソン選手にまつわる物が展示されている記念館の見学をさせてもらうことに。記念館の見学のあとは3回目の評価テストを実施。テストでMVPに選ばれるとパク・チソン選手が着用していたユニフォームが贈られることになり、メンバーたちはいつにも増して気合いを入れて取り組む。

水原（スウォン）にあるパク・チソンサッカーセンターで、1軍と2軍に分かれ豪華な昼食を懸けた対決をするゴール美男の選手たち。5対0で2軍が勝っているものの、最終対決は難度が高いため5点を獲得できることに。最終対決の内容は、ドリブルをしながらディフェンダーの位置を把握し空間を確認する習慣をつけるための“ドリブル力底上げ対決”。まずは2軍が守備をする中、ムンボクとヒョジンがまさかのプレーを繰り広げ…

2020年を迎えたある日、これまで頑張ってきたゴール美男のメンバーのために“ゴール美男アワード”が開催される。最高のディフェンダーに贈られるベストディフェンス賞に始まり、ベスト成長賞やベストベンチ賞などさまざまな部門での受賞者が発表される。受賞した選手たちはスピーチを披露し、メンバーたちの笑いと感動を誘った。豪華な副賞も用意され盛り上がる授賞式だったが、終盤を迎えても何も受賞していない選手がいた。

テヤンが我が子であることを知ったジョンヒ。今まで気づいてやれなくて申し訳ないと涙を流してテヤンに謝り、奪われたものを取り戻すと約束。ジョンヒはテヤンからシウォルが何もかも知ったうえでグァンイルと結婚し、ジミンは人質として留学させられたことを知って驚く。グァンイルは帰宅したジョンヒの様子がおかしいことに気づき、不安を抱く。一方、ドクシルは両手いっぱいに買い物袋を持って帰宅し、ジェボクとミランを驚かせるが…。

ジョンヒはテヤンとシウォルを呼び出し、ジミンの問題について話し合う。テヤンはジョンヒとシウォルに、ジミンとヤンジグループを取り戻して一緒に暮らそうと提案。これに賛同したジョンヒは、ジミンを韓国に連れ戻すべきだとグァンイルを説得する。一方、ドクシルはジェヨンとスッキに接近し、ジミンを引き取って育てると宣言。スッキから話を聞いたグァンイルは不安になり、以前のようにジミンと一緒に暮らそうとシウォルに告げるが…。

グァンイルはシウォルと離婚するつもりはないとテジュンに宣言し、認めてくれなければテヤンの正体をウォルチョンに話すと脅す。ジョンヒもまたグァンイルの味方をするふりをしてテジュンに対抗し、ジミンを取り戻す作戦を進める。そんな中、ウォルチョンは公園で偶然会ったジェボクに声をかけ、両家族で食事をしようと自宅に招待する。これを知ったテジュンはミランに電話をして来るなと告げるが、ミランも隣家を訪問することになり…。

留学先から帰国したジミンを空港に迎えに行ったシウォル。会社に向かったはずのグァンイルも空港に現れ、テヤンは物陰から密かにジミンを見守る。ウォルチョンはジウクをそっちのけでジミンの帰国を喜ぶ。その後、シウォルはジミンを夜の散歩に誘って密かにテヤンと会わせるが、グァンイルが２人を捜しに行き…。ドクシルはジミンの件に関わるなというテヤンの言葉に気分を害し、どんな手を使ってでもジミンを引き取るとミランに話すが…。

ドクシルは散歩中のウォルチョンの前に現れ、ジミンはテヤンの息子だと告げる。ウォルチョンは一笑に付すが、ドクシルの話が事実であることをスッキから聞き、ショックのあまり卒倒する。シウォルから話を聞いたテヤンはウォルチョンを心配するが、見舞いに行くべきかどうか躊躇する。そんな中、ミンジェは血縁関係のないジミンを育てるなどもってのほかだとグァンイルとジョンヒを責め、ジミンは自分がテヤンの息子だと知ってしまうが…。

出生の秘密を知り、置き手紙を残して家出したジミン。グァンイルは取り返しのつかない失敗したミンジェに殴りかかる。ミランはドクシルのせいでウォルチョンが倒れたことを知り、ジミンを捜すために家までやってきたグァンイルに同情する。ジョンヒはテジュンがジミンの安否をまるで気にせず、ウォルチョンが死んだ場合のことだけを心配する様子を見て呆れ返る。一方、カバンを盗まれたジミンは、思い悩んだ末にテヤンの家へ向かうが…。

行き場を失ったジミンはテヤンの家を訪れて本当の父親なのか尋ね、ここで暮らしたいと告げる。テヤンはジミンを抱き締めて歓迎し、シウォルに電話をかけて無事を伝える。ジミンはシウォルに会いたがらず、テヤンの家で過ごすことに。グァンイルはジミンが自らテヤンの家に向かったことが信じられず、シウォルとテヤンを怪しむ。そんな中、テヤンはミンジェに会い、ヤンジロジスとヤンジ物産の合併無効訴訟に参加してほしいと提案するが…。

ミンジェとジェヨンは突然届いたUSBを確認。その中身は、テジュンとミランの会話を録音したデータだった。グァンイルがジョンヒの実の息子ではないという衝撃の事実を知ったスッキ一家は病院に向かい、テジュンの部下を追い出してウォルチョンの病室に居座る。そんな中、ジェボクはテジュンとミランが一緒にいるところを目撃し、２人の関係を訝る。一方、シウォルは電話に出ないジミンに会いに行くが、ドクシルに追い返されてしまい…。

ウォルチョンの昏睡状態が続く中、スッキ一家が合併無効訴訟に参加するというニュースが報道され、ヤンジグループのお家騒動が世間を賑わせる。テジュンはジェヨンやミンジェが何を知っているのかを探るため、ウォルチョンの病室に盗聴器を仕掛ける。そんな中、チョン道士からジェボクに真実を話すべきだと言われたテヤンは、テジュンとミランの過去を明かす。シウォルは自分を避け続けるジミンを家の前で待ち続け、手作り料理を渡すが…。

ジョンヒとグァンイルにDNA親子検査をしろと要求したスッキ。グァンイルとテジュンは動揺するが、テジュンはミランに指示して入手したテヤンの毛髪でジョンヒとのDNA鑑定を行い、スッキ一家をウォルチョンの病室から追い出す。一方、テヤンはシウォルが届けてくれた手料理を食べたいというジミンをドクシルが厳しく叱りつける様子を目撃する。そんな中、執事のナムギョンと話をしたジョンヒは、ウォルチョンの看病を彼女に任せるが…。

ウォルチョンの看病をしたいと申し出たナムギョンは、医師になりすまして病室に向かう怪しげな男を発見。シウォルの指示通り、ウォルチョンの命を守ることに成功するが、テジュンが送り込んだ殺し屋を捕らえることはできなかった。そんな中、ジョンヒは実の祖父であるウォルチョンの見舞いに来てほしいとテヤンに連絡。テヤンは複雑な心境で病室を訪問する。一方グァンイルはジミンを家に連れ戻し、テヤンを追い詰める作戦を実行するが…。