同窓会に参加したヘスクだったが、ヨンエとヒジャが大喧嘩したことにより、警察署に行くことになる。ヘスクの緊急事態にすぐ駆けつけてくれた家族に、ヘスクは思いがこみ上げる。

ロスタイムの時間が迫るヘスクは、家族と最後の時間を過ごし一人で散歩に出かけ…。一方で、仕事を終えた審判たちはそれぞれに思いを抱いていた。

オ・キャスターの転職と、オム・チーム長たちの副業を知ったキム主任は、会議である処分を提案する。そして、副業の運転代理のアルバイトをしていたチーム長たちはキム主任に呼び出され…。

平凡な高校生活を送るユゴンは遅刻と欠席の常習者でもあった。ある日、遅刻が見つかったユゴンは罰として、柔道部の特訓を受けさせられ…。

ユゴンは柔道部の大会出場を断ったため、変わりの罰として図書館での活動をさせられる。ユゴンが図書館に向かうと、そこには国語の先生として赴任してきたソジンの名前があり…。

初恋の相手であるソジンが自分の名前を覚えていたことが嬉しいユゴン。一方で、ジンソンはソジンに贈る指輪を買い、浮かれているところをユゴンに見つかり…。

ユゴンは柔道部の主将に勝ったら願いを聞いてくれとソジンに頼む。ソジンの気を引きたいユゴンは遅刻をせず部活にも励み、模範生を目指すことにする。

ユゴンはソジンに理想のタイプを聞き出すが、友達には嘘をつき全く違うことを言いふらす。それを盗み聞きしたジンソンは、ソジンの前で理想のタイプを演じるが、もちろんうまくはいかず…。

ソンジェとのケンカに加え、ソジンに子ども扱いされたことに腹を立てたユゴンは学校を飛び出しバイクで家へと向かう。しかし、その途中で事故にあったユゴンはそのまま死んでしまい…。

ユゴンは授業中に皆の前で、大会の選抜試合を見に来て欲しいとソジンに伝える。試合が始まりドンハと戦うユゴンだが、そこにソジンの姿は見当たらず…。

ドンハに勝ったユゴンは急いでソジンの元へ行き、願いことを頼む。しかし、その前に行く所があるとソジンに言われたユゴンは、ソンジェが入院している病院に向かい…。

ソジンとのデートを楽しむユゴンだったが、ソジンは夜になると、約束があるため帰ろうとする。そんなソジンをユゴンは引きとめて告白するが…。

ユゴンはロスタイムの最後に、ソジンとジンソンが食事をするレストランへと向かう。窓の外からメッセージを送るユゴンにソジンは気付き…。

インジュンとスヒョンの疑いをそらすため、自分たちは恋人関係だと告げたヘラとテオ。インジュンは動揺を隠し、２人を婚約パーティーに招待する。ヘラはインジュンの結婚を阻止すべく、エステサロンで働くソニョンにスヒョンの情報を集めるよう頼み、チャンスを釜山からソウルに呼び出す。偶然、深夜の会社で２人きりになったインジュンとヘラは…。

インジュンはスヒョンの父チャ会長の持ち株を手に入れ、両親や兄への復讐を開始。その頃ヘラはチャンスと会い、インジュンとスヒョンの結婚をやめさせるための準備を進めていた。婚約パーティーの当日、ヘラとテオは過剰に着飾り、わざと会場へ遅れて入り…。一方、ウィゴンはジョンミンから自分を拉致してほしいと連絡を受けるが…。

婚約パーティーの最中にインジュンに靴を贈り、結婚しないでほしいと伝えたヘラ。インジュンはスヒョンと幸せに暮らしていくと答えるが、ヘラが作った母の靴を見て心が揺れる。一方、スヒョンは娘ジェニーの腎臓移植のドナーになってくれというテオの頼みを断固拒否。そんな中、ヘラはチャンスからテオとスヒョンの過去の関係を聞き…。

テオから脅され落ち着かない日々を過ごすスヒョンは、ヘラからも意味深な言葉を投げられ、さらに動揺する。ゴールド製粉に追いやったジョンホから悪態を吐かれたインジュンは、彼の発した一言に憤慨。その後、不眠症に悩むインジュンは深夜に会社を訪れ、1人で靴のデザイン画を描くヘラを発見し、彼女の作業を見守るが…。

ヘラは姉の自殺未遂とゴールドグループの関係を探り続けるが、尾行に気づいたチャンスはヘラの身を案じる。一方、アメリカに行くはずのジョンミンが失踪し、母のソンスクはパニックに。ウィゴンは行くあてのないジョンミンを連れて帰宅し、姉ソニョンに大目玉を食らう。そんな中、インジュンは無断欠勤をしているヘラの自宅を訪問し…。

ジェニーの居場所を突き止めたヘラは、弱みを握ったのだから対等の立場だと彼を脅迫。そして、ニュース番組に生出演中のスヒョンにジェニーの写真を送り…。さらに、インジュンの叔父であるヒョン室長にテオとスヒョンの関係を密告するも、すでに手が回されていた。その直後、何者かに襲われたヘラはインジュンに助けを求める。

インジュンはスヒョン一家との会食を抜け出してヘラの元に駆け付け、暴漢に襲われてケガを負った彼女を抱きしめてキスをする。怯えきったヘラは、今夜は一緒にいてほしいとインジュンに告げ、彼の家で朝を迎える。テオは早く破談に持ち込めと急かすが、ヘラはそんな彼に反感を抱く。一方、インジュンは会社で劣勢に追い込まれ…。

父テ会長の残忍なやり方に憤るインジュン。テ会長に従う方が身のためだと、ヒョン室長から忠告を受ける中、ある重大な決心をする。事件後のヘラを心配するインジュンは、彼女と会いさらに想いを強める。その後インジュンはスヒョンの元を訪れ結婚できないと告げるが、スヒョンに全く聞き入れてもらえない上に衝撃的な言葉を放たれ…。

ヘラのためにすべてを捨てる覚悟を決めたインジュンは、土地も持ち株も手放すと告げて義兄であるジョンホを驚かせる。ヘラはインジュンの心を盗んだとテオに報告し、スヒョンに娘がいることを世間に公表すべきだと促す。結婚式の準備を進めていたスヒョンは、記者からテオと自分が交際していたという情報提供があったと聞かされて…。

インジュンが持ち株を放棄する理由に好きな女がいると踏んだジョンホ。その女がヘラだと知り、過去にもみ消した事件との関わりを感じ不安になる。その頃、インジュンは株譲渡の書類にサイン。一方ヘラは、インジュンへの複雑な想いを募らせ始める。そんな中、病院で姉の世話をしていたヘラは、インジュンから連絡を受けて…。

唯一の家族である病気の妹を支えながら生きるフィ、父は高官だが奴婢の母から生まれた庶子という理由で差別されてきたソノは、共に武芸の鍛錬に励む親友だった。ある日、武科の実施が発表され、貧しいフィは禄米を稼ぐため、ソノは将軍イ・ソンゲの右腕として新たな国の中心に立つべく受験を決意する。一方、男装して戦争反対の貼り紙を貼っていたヒジェは役人に追われ、偶然出会ったフィとソノに救われる。３人は梨花楼で酒を飲み交わし、友になるが…。

フィは武科試験の受験を志願するも死罪人の息子という理由で拒否され、妹のヨンは父ソ・ゴムが自決した日のことを思い出して、てんかんの発作を起こしてしまう。ヒジェはヨンの薬を買う金のないフィがツケ払いできるように手助けをする。そんな中、ナム・ジョンは息子のソノをイ・ソンゲの狩りに同行させることに。父に狩り子の手配を命じられたソノは、イ・ソンゲの目に留まれば武科試験を受けられなくても私兵になれると告げ、フィを連れていくが…。

フィは狩猟場でイ・ソンゲに弓の実力を認められ、武科試験の受験資格を獲得。ヒジェは、フィが幼い頃に自分を救ってくれた高麗一の剣士ソ・ゴムの息子だと知り、密かに運命を感じる。一方、ソノは庶子として差別され、亡き兄と比較される人生から抜け出すために武科試験の首席合格を目指すが、貼り紙犯を追っていた役人に斬られ、大怪我を負った状態で試験に臨むことになる。最終試験に残ったフィとソノは、首席の座を目指して決死の闘いを繰り広げるが…。

ナム・ジョンが試験官を買収したことにより、ソノに首席の座を奪われたフィ。ヒジェは満身創痍で倒れたフィを梨花楼に運び、傷の手当てをする。意識を取り戻したフィは梨花楼で試験官と酒を飲み交わすナム・ジョンを目撃し、すべてを悟る。一方、ヒジェは行首ソ・ソルが試験官の買収に協力していたことを知り、不正を告発して再試験を求める投書を司憲府に送る。これを知ったイ・ソンゲはソノとナム・ジョンを山奥に呼び出し、試験官を殺せと命じるが…。

ヒジェはフィに軍役を課したソノを責め、行首にも失望して梨花楼を離れることを決意する。その頃、フィは遼東征伐軍の先発隊として、生き残りを賭けた壮絶な闘いに挑んでいた。無能な隊長に目をつけられたフィは敵将の首を取ってこいと命じられ、チドと２人きりで敵陣に乗り込む。フィは敵将に矢を命中させることに成功するが、チドが敵に斬られて大怪我を負う。フィは見覚えのある入れ墨をチドの腕に発見し、父ソ・ゴムとの意外な縁を知って驚くが…。

知略と武術に長けたフィは周囲の信望を集め、戦場で頭角を現していく。チドは本陣にとって先発隊は捨て駒に過ぎないと言い、何としても生き抜こうとフィに告げる。一方、梨花楼を出たヒジェは、イ・ソンゲの第二夫人カン氏の屋敷へ。カン氏を守ると伝え、イ・ソンゲの五男バンウォンの到着を待つ。そんな中、イ・ソンゲは王命に背いて遼東征伐軍を都に引き返すという決断を下す。ソノは先発隊の生き残りを始末する刺殺隊として前線に送られるが…。

刺殺隊を率いて前線に向かったソノは、フィと運命的に再会。ところがその瞬間ソノは侍衛長のソンノクに誤って刺され、重傷を負ってしまう。フィは友を救ってほしいとムンボクに懇願し、一命を取り留めたソノを連れて、仲間と共に都を目指す。ところが一行は刺殺隊の抹殺を命じられた兵士に襲撃され、フィはナム・ジョンがソノを捨てたことを知る。巷でイ・ソンゲが王になるという噂が流れる中、意識を取り戻したソノ。フィはヨンの安否を尋ねるが…。